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痩せるコーラ

自分が考えている事をまとめます。毎週木曜21時更新(予定)

なぜ政府は同性婚を認めないのか?(バイ視点)

同性愛は認めるが同性婚は認めない

「日本人は同性愛に差別意識はあまりないが、無関心である」
とパトリック・リネハン駐大阪・神戸アメリカ総領事が言っている。

www.excite.co.jp
西洋では宗教上、同性愛はタブーだったから差別してたけど、日本ではそういう事はない。
だけど人々はどうでも良いと思ってるよ。という事である。
私も総領事の意見に全くの同感だ。

だが最近、渋谷区の事実上の同性婚制度の導入によりにわかに騒がれている。
しかも政府は認めない方針とか。
なぜ同性婚を認める事ができないのか。

憲法上はグレーゾーン

そもそも憲法にはなんて書いてあるかというと

日本国憲法第24条
1.婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない

うーむなんとも怪しい…。
アルミンの性別くらい怪しい。
両性って誰の事やねん。

司法の意見的には
憲法上、同性婚の権利は明文化されていないが禁止もしてない」
というのが多数派だし、おそらくこれが正しい解釈だろう。
私もそう思う。

headlines.yahoo.co.jp


そもそもこの憲法が発布した時にはあまりこういう事態を考えて無かったのだ。
60年以上も変わってないんだから想定外の事例があるのはしょうがないね。

伝統的な家族観って?

同性婚制度に慎重な政治家先生がよく使うフレーズが
「伝統的な家族観に関わる事だから慎重!」
である。
そもそも「伝統的な家族観」って何?

大きなお世話だが政府は
「これがだいたいの家族の形だろう」
と決めているのだ
どこで決めているのか。
税金の控除制度、年金制度、相続制度の法律等で詳しく決められている。

個別について詳しく書くと長くなるので割愛するが、ざっくり言うと政府の決める「日本人の家族像」とはこんな奴らしい。

  • 夫が大黒柱
  • 妻は専業主婦(パートやってたとしても年収は103万まで)
  • 子供がいない場合、里親制度活用可能(結婚してないと駄目)
  • 子供は24歳までに独立
  • 夫が死んだ場合は共に気付いた財産は残った妻の物

「どこのサザエさんクレヨンしんちゃんだよ」
って気がするが、この制度に乗っかって得している人も多いので容易に変えられない。
現政府は変えたいらしいけど。

 

なぜ政府は同性婚を認めないのか?

ではこの伝統の家族観が何故同性婚を認めるのに障害なのか。
先程の政府の決めた「日本人の家族像」の登場人物を全員男(もしくは女)で置き替えて欲しい。

  • 夫Aが大黒柱
  • 夫Bは専業主夫(低収入だから税金控除ね)
  • 子供が出来ないので、里親制度活用可能(結婚してるからOK)
  • 子供は24歳までに独立
  • 夫Aが死んだ場合は共に気付いた財産は残った夫Bの物

どうであろうか。
気持ち悪いとかズルいと思った人がいたら、それは差別である。

ここからは私の意見になってしまうが、日本人は
「同性愛は認めても、法律上の婚姻・家族制度を利用して税優遇等を受けるのは許さん!」
って人が多いのではないだろうか。
生活保護制度にも厳しいしね。
だから民主主義で選ばれた政府としても肯定できない。

不寛容の原因

なぜ寛容できないかというと男女差別が激しいからである。
「デートでは男がエスコートして男がカネ払って、女性はそれに見合った対価を支払う」
という価値観自体、男女のロールが決まっており世界的には前時代的なのだ。

同性婚というのはそれまで性別で決まっていた夫の役割、妻の役割を破壊して再構築するものなのだ。

ちなみには私は同性婚制度を支持する。
ぶっちゃけバイセクシャルだし。
配偶者控除はよ無くせ。

そしてやっぱり下記の書籍にも事例で挙げられているが
「同性カップル二人が築いた財産が分かち合えない」

等の不利益はやはりおかしいと思う。

パートナーシップ・生活と制度―結婚、事実婚、同性婚 (プロブレムQ&A)